が体であるとは、 に加法 と乗法 が定義されていて、次の条件が満たされていることである。
- の任意の元 に対し、 が成り立つ(加法に関する結合則)
- の元 で、 の任意の元 に対し、 を満たすものがただ1つある
- の任意の元 に対し、 を満たす の元 がただ1つある
- の任意の元 に対し、 が成り立つ(加法に関する交換則)
- の任意の元 に対し、 が成り立つ(乗法に関する結合則)
- の でない元 で、 の任意の元 に対し、 を満たすものがただ1つある
- の でない任意の元 に対し、 を満たす の元 がただ1つある
- の任意の元 に対し、 が成り立つ(乗法に関する交換則)
- の任意の元 に対し、 が成り立つ(分配則)
この9つの条件を体の公理と呼ぶ。
参考文献
- 線形代数の世界 抽象数学の入り口 p.2